協会の歴史
明治8年に医政が発布され、医薬品の取り扱いが規制されました。販売においては「薬舗主」に限定され、「薬舗主」になるためには厳格なる試験が行われ、免状を得て初めてその存在が認可されました。
明治22年の薬品営業竝薬品取扱規則において「薬剤師」・「薬種商」の名称が法律に明記され、同40年の薬品営業竝薬品取扱規則の改正、また昭和18年戦時下の公布等、幾多の変遷を得て、昭和35年の薬事法の大改正に至り、さらに昭和44年政令の一部改正によって、薬種商の基準がほぼ現在の形と規定されました。これが平成18年4月の改正薬事法により、新たに資格名称が改正された「登録販売者」の前身である「薬種商」の歴史的位置づけです。
大分県薬種商協会は、上記の歴史を辿りながら、現在に至っています。
・昭和16年に団体として結成。
・昭和24年11月1日 「大分県薬種商協会」設立。
・昭和56年10月27日 社団法人の認可を受け、「社団法人大分県薬種商協会」を設立。
・平成21年2月13日 薬事法改正に対応するため、名称を「社団法人大分県医薬品登録販売者協会」に変更。
・平成24年10月1日 新公益法人制度に対応するため、公益法人格を取得し、「公益社団法人大分県医薬品登録販売者協会」に移行し、新たなるスタートを迎えました。
・令和2年8月1日 事務局を大分市に移転し、新体制となりました。
 ●令和6年4月現在、150名の協会会員が、地域住民の健康を支える公益法人として、継続的に活動しています。